まんがタイムきららMAX2020年6月号『ご注文はうさぎですか?』について
(追記)3つのブログを並行して書いていたら書き終わるのが遅くなりました。既に今月のごちうさについて同じような内容のブログが投稿されていましたが、かといってこれを没にしたくはないので私も投稿します。決してパクリではないのでご了承ください。
みなさんこんにちは。最近すっかり在宅オタクが板についたふかっしーです。(これは嘘で、普段から在宅オタクなので何も変わっていない)
ところで先日、前触れもなく巨大な爆弾がとある雑誌上で爆発しました。それは「まんがタイムきららMAX」という語るに尽くせぬ素晴らしい雑誌で連載されている、これまた素晴らしい『ご注文はうさぎですか?』(以下ごちうさ)という作品です。このブログをお読みになられている皆様ならこの作品に一度は出会っていると思いますので作品説明は省略させていただきますが、とても素晴らしい作品ですので是非お読みください。(今後ごちうさ布教ブログは書くつもりです)
それでは今月のごちうさがいかにヤバいかについて触れていきますのでまだお読みでない方々は先に雑誌をお読みください。
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本題に入る前に、今月のごちうさのキーパーソンである「狩手 結良(かれで ゆら)」(以後ユラ)という人物について語らないといけません。アニメしか見ていない方は彼女の名前をご存じでないことでしょうが、彼女はごちうさアニメ2期の10話(原作4巻第9話)でしっかり登場しています。
ここでは彼女は「吹き矢部部長」として登場しました。これでアニメだけ見た方もピンときたことでしょう。さて、ここでのユラの印象は ”飄々とした感じのキャラ” だけであり、一見今後出てくることのなさそうな人物で(失礼)、ましてや今後重要人物となるとは思ってもいなかった方が多いと思います(違ったらごめんなさい)。実際原作を読んだ時の筆者はそう思っていました。
ここから下は単行本のネタバレを含みます
その幻想がぶち壊された覆されたのは7巻第6話のことでした(ちらっと5巻P97にも出てきていますが)。ここでも彼女はシャロに勝負を挑んで負けます。ですがこの話はそれだけでは終わりません。ここでユラから重大な事実が告げられます。なんとユラ、リゼと同じ学部、さらにはリゼと幼馴染という超重要人物であることが明かされます。確かに言われてみれば4巻第9話でユラはリゼとフランクに話していましたが…。筆者は「クラスメイトかな?」と軽く思っていたのでまだまだです…。
ちなみにですが4巻第9話と7巻第6話は対比構造になっていて、4巻第9話のサブタイトルが「Eを探す日常」なのに対し、7巻第6話は「Eを探し続ける日常」となっております。この「Eを探す日常」はキャラクターソングからきており、とても最高な曲なのでぜひ聞いてみてください。ANiUTaでももちろん聞けます。
続いて7巻第12話、ここでついにユラの名前が明かされます。ですがここでユラは「狩手結良って名前教えたでしょ~?」とシャロに言うため、シャロは7巻第6話の時点で名前を教えてもらっていたようです。ここでユラはなぜかリゼのボタンのスペアを持っています。思わず筆者もチマメ隊のように怪しんでしまいました。
7巻第13話でさらにリゼとユラの関係性が明らかになります。第6話でちらっと出ていた父親の話が明らかになります。推測するにリゼの父親は部隊でユラの父親の上官(?)でユラはリゼの家で給仕をする立場なように思えました。
えっ、そういう関係性……?良………
まあここでは普段から給仕をしているという描写はなかったのであくまでただの一時的なアルバイトなだけだった可能性もありますが、妄想が得意な自分は妄想を全開にしていました。
そしてここからようやく本題の今月号の内容に触れていきます。単行本勢の方はご注意を。
────────ネタバレ防止の壁────────
さて、今月のごちうさですが、まずは公式の宣伝ツイートをご覧ください。
今月のきららMAX掲載「ご注文はうさぎですか?」は、
— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) 2020年4月16日
リゼのお話。…のはずなんですが、
このリゼの衣装を着た方はいったい?? #gochiusa pic.twitter.com/cD6PqfYtOA
はぁ~~~(クソでかため息)
失礼、あまりにも良くてため息が出てしまいました。扉絵、ふつくしい……
ユラの話に戻ります。なんとユラ、ココアたちが旅行に行ってる間にラビットハウスのお手伝いをしていたようです。しかもリゼの制服を着て。
しかもリゼの制服を着て!
しかもリゼの制服を着て!!
大事なことなので三回言いました。
ココアとチノがユラと仲良くしているとリゼが嫉妬して対抗。照れ顔可愛い。
しかし本当に嫉妬していたのは……
そして75P、2コマ目の顔ですよ。自分はリゼと対等じゃなく、普通の幼馴染とは違うことを諦めているようなこの顔……
そんなリゼとユラの関係性を聞いたココアが言った、「ユラちゃんとして仲良くなりたいな」という言葉。今まで自分はリゼよりも目立たず後ろをついて、果てにはリゼの真似までしていた。そんな私でもいいの……?
ココアの発言と眼差しはしっかりユラに向けられていました。ユラにとってそんなことを言ってくれる子は今までいなかったんでしょうね。
ココア!!!この天然女たらし~~!!
5巻の第6話でシャロが言ってた通り、ココアにはみんなの心の中に土足で入り込んで馴染める才能があります。その才能に一体今まで何人が救われてきたんでしょうね。
そして76P、帰り際のこのセリフ
「リゼはこの2年で変わったね」
78Pで「やっぱり出て来たシャロちゃ~ん」とある通り、シャロ(さらには千夜も?)が付いてきているのを察してのこの発言、正妻アピールかなにかですか?
そして問題のシーン。
「私が嫉妬してるのはココアちゃん達にだよ?」
うわあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!(5000兆dB)
「今のリゼならもっと仲良くなれるかな」という発言、ごちうさ1期1話やDear My Sisterのリゼを思い返せばわかるように昔のリゼはまさにむき出しの銃のようでした。それが、ラビットハウスでバイトするようになってリゼは変わった。でもそこに自分はいない。普通の幼馴染ならもっと親しい関係に慣れていたのかな…。
「私の中で”腐れ縁”は とびきりの親愛の証だ」
リゼのこの返し、100点満点の回答ですよね。リゼもユラのことを考えていて、みんなと同じくらい大事な仲間だ、という返事。こんなんテレないほうがおかしい。そしてシャロもこれには飛び出さずにはいられませんよね。
そして最後の
「一緒の家に帰ろうリゼ」
正妻アピールありがとうございます!!!!
シャロちゃんはこんな強大な敵を抱えているのです。かわいそう。
これを読んだ後に後に7巻12話でリゼのボタンあげてるのを見ると牽制にしか思えないですね。恐ろしい子だ……。
そして、何より今月号では今でもユラがリゼの家でメイドをやってるということがわかってしまいましたね。牽制されたシャロが来月からどう動くか楽しみで仕方ないです。
今月のごちうさでキャラの関係性が大崩壊する可能性を包含していることが分かりとてもゾクゾクしました。今後が楽しみで仕方ありませんね。
というわけで今回はここまでです。本題短くない?前置き長すぎて誰も本題にたどり着けなそうなブログにしてしまってすみません。お読みいただきありがとうございました!!